死球マントラ

全員しぬまで人形かぞえる

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『ワイルド・アニマル』 キム・ギドク

ワイルドアニマル キムギドク

何回このひとカツアゲにあうのでしょうか
まさかのフランスでも恐喝!
逆におしゃれ!
暴力は世界共通でわかりやすくてよい
でも冷凍さばで殴りつける手法はおしゃれ過ぎるあまりそれは暴力なのか性衝動の一環としての愛憎表現なのかわかりづらくてそれが逆にルネッサンスといえなくもない
しかしあの子フランスまで来てまさかイタリア人に抱かれるなんて祖国のお母さんも泣いてるよね
かといってフランスでまさかルーマニア人の娘が韓国人に抱かれてるなんて祖国のお父さんも夢にも思わないだろうに
芸術は複雑
それに対して男の友情は世界共通でわかりやすくてよい
なのにイタリア人の種馬に仕込まれた女が空気読まないせいで不本意ながら友情物語は美しく完結してしまっていて男同士の友情って健全な青少年全員好きなのでこれはしょうがない90点
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『鰐』 キム・ギドク

鰐 キムギドク

漢江に投身自殺する人の金品を奪って生計を立てる男というこれはどうせ死ぬ人にとっては不要なものもこれからも生きていこうとするひとにとっては必要というその再利用の感性はとても理に適っているようですけれども実際死ぬときにでさえ金品を身につけて死ぬというのはお国柄なのでしょうか
そのいらなくなったものもある人にとっては必要という規則に倣えばどうせ死ぬんだし一発やらせてという発想はすごいわかりやすいのにいざとなったらやっぱりやらせたくないというのはわかりずらいようでいてすごい人間の純粋な形の的を得た表現であろうと思う
しかしまさかいらないからといって貰った自販機のなかに入って活動したがゆえに銃殺されるジジイというのはあまりに画期的過ぎてわらった
そんなわけで暴力と搾取によって社会に這い上がることの許されない男にとってはやはり川底の水の世界にしか行き着く場所がないのである
生きることはまさに水に溺れているかのように息苦しくもがいているように見えなくもないもののあまりに川で拾った女に隙あらば夜這いをするその発情期の力を社会復帰の源泉に利用すればいいのに男の発情期は永遠におわらなくて困った
わかるけど
んで多くの人間がある種の結論を持って水没する行き着いた極限の世界にこそ聖域を見出すという寓話にほかのギドク作品にも共通する社会の外がそこに描かれる
そしてその社会の外の特異な世界でしか男女はわかりあえないというのも主題としては監督第一作目から一貫して描かれているのだと思いましたけれどところで子供のいう「ワニ兄」という字幕がワニニィというのかワニアニというのかもしワニニィだとしたらすごい僕は呼びづらいなと思いましたという感想でした82点

『悪い男』 (2001) キム・ギドク

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なんか男がすごい悪いでした。
でもなんかこんな悪い男なんて声がロリボイスだからぼくなりたくないんだけど!
でも男の子は本来しゃべらなくてもいい存在だったから悪い男がしゃべら(れ)ないのはすごい正しいわけでいつから男はこんなにがんばってしゃべらなければ女の子にもてなくなってしまったんだろう。それはいけないことだ。っていう怒りをぼくは悪い男を通して告発するはずでしたのに僕はあまりの昔の出来事に感想文が思いつかなかったという・・・!96点


『わが恋せし乙女』 (1946) 木下恵介

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うおおおお!ここはアルプスですかよ。山脈すぎる。なんて山脈すぎる。高地トレーニングすぎる。ぜったいこんな場所で生活してたら無意識のうちに強くなる。体ぼっこぼこに筋肉つく。こんなアルプス山脈な生活形態がここ日本で成立していいのですか。
そして官能的な仕草!おもわせぶりな態度!この小悪魔が!でも付き合ってください。だって付き合ってください。ということでお兄さんが妹に恋してしまっているよ。お兄さんが恋した乙女は妹だよ。でも妹とはいっても実はその辺から拾ってきた子だよ。おっきくなったら綺麗になったよ。だから好きになったよ。でも俺思うにこれほんとに血縁関係にあったうえでの禁断の恋の行方のほうがスリリングが期待できるよねというか俺常々疑問におもうことあるんですけどすごい美人がひとりいると仮定してなんでその美人はそれが血縁関係にあるという理由だけでまわりの人はその美人を好きにならないかという。血が繋がってるから好きにならないというのも不思議ですよねむしろ無条件に好きな気がするけどそれはあれか磁石のように同種の遺伝子は反発し合うような仕組なのかね。たしかに理性の抑止力があるとはいえ。だいたい無関係の人同士が好きってそれもまたおかしな話ですよね。それって結局それ以外に組み合わせが考えられないというわけではなくて大概組み替え可能な汎用性があるってことだよね考えてみればよしこれは夢がひろがるね。ということでなんの話だっけ。うんだからそんな美人が近場にいたらおれなんか絶対恋する自信あるのに。美人に恋しないだなんてそんな男の子にあるまじき行為は男兄弟しかいない僕にはわからない感情です。もうだれか正直に言って欲しいものですきれいなお姉さんは好きですかとの問いに好きですと言えばいい。というか義姉と俺、或いはおれと義妹とかいうシチュエーションがいまだに俺の生活に降りかからないかと期待してたりするんですけど実際に義姉との共同生活がお年頃の年代に突如として始まっていたらどうしよう俺。まじで。93点

『ワイルドバンチ』 (1969) サム・ペキンパー

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これは怒張した男根がどれだけ偉いかという真実に肉薄することに成功しているのである。そして男根とはおよそ、その男の顔の造型の発育具合にこそすべてのポテンシャルが物語られているといっても過言ではないのである。
ならばこの男達の顔面はどうだ。
いやむしろこの者達の顔面とは男根そのものなのである。まるで圧倒なヒストリーが刻み込まれた戦歴を伝える風格がぼくらをここぞとばかり震え上がらせはしないかね?そしてそのあまりにホルモン過多の男根の弾痕による男根のための銃撃戦のすばやい攻防の体臭の飛距離に戸惑う俺もまたいることをも男子たるもの再発見しなければいけない。それは男の子の義務だ。というかあまりにこれ素早すぎて一体何が起きているのかとかこいつは一体誰?とかといった主要登場人物の識別がいっこうになされない僕のほぼ脳死状態から直結する視界と男根による脳内判定リレーは見事に生存反応を示すのである。でも男子たるものそんな細かい人の識別とかの悩み相談では先生に逐一報告しねえ。密告とはおよそ乙女のすることだからだ!
だから終始全員の顔がみな同じにみえるとかっていう痴呆気味のイリュージョンというかでもそれは男の顔だちはすべて男根そのものであるとの先程の想定からも窺い知れるように実際には男根の見分け方法ほどそれこそまさに男子にとっては夏休みの宿題に匹敵する難解さといえる。それはやる気が出ないと言うモチベーションに根ざす深刻な問題であるからだ。だから敵と味方とを見極めることができないまま勝手に進行してもそれは人は顔で判別されるのではなく正確には男根によって人は判別され認識されるのであることにどれだけ早い段階で気づくことが出来るかが重要軍事機密として我らが秘密にすべき恥ずかしい実体でもあるのである。そうやはりこの者達の顔面とは男根そのものの表出なのである。そしてスローモーションとはつまり射精なのである83点

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