死球マントラ

全員しぬまで人形かぞえる

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『ベイビー・オブ・マコン』 (1993) ピーター・グリーナウェイ

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これは劇中劇なんだけれども映画の中で虚構と現実が幾重にも入り乱れながら進行する劇は挙げ句は観客、更にはこの映画を観てる現実世界の我々までをも映画の世界の虚構に巻き込み奈落の底に突き落とすわけですがすげえ眠い。殺す気か。讀神的な宗教劇を演じる俳優たちとそれを観覧する人々。人生とは舞台である。人間なぞ所詮舞台で予め割り当てられた役を淡々と演じている俳優にすぎない。どんな凄惨な悲劇も台本通りだ。悪人も悪人という悪役の演技を全うしたにすぎない。所詮ひとの死も演技の一部である。死に際こそ俳優の演技の最高の見せ場だ。あっけない死に様はよりあっけなく!誰の記憶にも残らないほどあっけなく!君の人生は誰の記憶にも残らないほどあっけないねぇ。名前なんだっけ。大丈夫、君は最高の演技みせたよ、「誰の記憶にも残らぬ影の薄い存在」の役を忠実に遂行したよ。劇を見守る観客も俳優である。観客の歓声、喝采、悲鳴、怒号、これ全てが台本通りの演技。我々が悲しいニュースを耳にし沈痛な面持ちをするのも予定調和の腐った演技。50点
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