死球マントラ

全員しぬまで人形かぞえる

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『エレニの旅』 (2004) テオ・アンゲロプロス

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なんか何気に2秒ほど気を失ったりもしたけど画面変わってないので多分大丈夫だとおもいます。
つうか俺がアンゲロプロスを崇拝するのはなんでかっていうといきなし常軌を逸したファンタスティックな場面が出現するのがもう圧倒的であり息を呑み硬直させる権力が振り下ろされるのにぼく自身が厳粛なお気持ちに矯正されるのであってそしてその長回しの単調な日常のさなかに突如バイオレントな異空間を出現させられた時にはっとしてぎゅっと(隣の人の手を)するのであってそれはおそろしく感動的な瞬間だしそしてそれはやはりおそろしい
しかしこれはどうだろうこの映画ははじまりに難民の姿が川面に揺らめきながら逆様に照らし出されるその幻想的な場面がもはやすべてを象徴しているといっていい。
河はアンゲロプロスでは重要な意味をもつがそれはここでも国境であったりあるいは祖国を分断する境界としてさらには民族の分裂から仲間や家族との別離といった場面において登場する。そしてエレニの言う『河の始まりを探しにいこう』という言葉にあるとおりいつになく水が膨大でぼくのこころに洪水を攻撃してくるので結果としてぼくは
寝た一瞬。そのくらい水圧が強くて現実逃避したいくらいにぼくは目を背けたかったくらい悲しい出来事が満載に搭載してた。それは河の始まりはひとつなのにいつのまにかいくつにも分流しぼくらのそばを流れて横たわっているまるで他人事のような死体と共に時に枯渇しときに氾濫し水没させるがそれは分断した民族とは始まりはひとつなのにいや人間の起源とはそもそもが人間であるという前提においてひとつであるのにいつにまにか分裂しそして紛争する
僕ら日本人はこれほどまでに映画で執拗に描かれなければならないほどのギリシアの悲惨なトリロジーなんて知らないがしかしそんなおおきなことでなくてもたとえば隣人を刺し同級生を刺し親を刺す社会にもいくらでも共通を見出せるだろう民族はひとつであったのに分裂してしまうのと家族とはひとつであるのに兄弟が分断しそして戦わなければならないのはつまりおなじことである
ただそれだけだ
そうねなんかこれただそれだけのわりと普通な映画になってる気がするのですつまりファンタスティック度がいままでに比べて飛躍的にすくないのでぼくはねむくなるこんな普通な
でも3部作のうちのひとつめだからたぶんこれから異常な場面多発するでしょうそれはしょうがない100点
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『ランド・オブ・ザ・デッド』 (2005年) ジョージ・A・ロメロ

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おれはさ見る前からものすごく興奮してたよねだって前情報だとゾンビが銃をもってしまうとかいうことであるので武装能力を身につけた(いや正確にはいくらかも衰退しない人間の知能指数の新たな脅威であるだろうか)変則的なゾンビはそれはもうあのぼくらの大好きな弱いゾンビではなくてたとえばかつてカーペンター様がゴーストオブマーズでゾンビを無理矢理死霊というかゴーストという設定にして圧倒的な人狩りの武力を誇っていたことにしようよ的な凶暴なまでにファットな反則に匹敵するけれどしかしそれはゾンビといえば動きがスローなモーションのうえに成り立つ、つまりは恐怖とは突発的ではなくても忍び寄る、歩み寄ることが恐怖の予感と強度をこよなく増大させるのだなぜなら恐怖とは反芻されることによって人のもつ恐怖心(それは或いは生命力とも言い換えられよう)は正確に学習し妄想へと至るからだ、死の予感と、死への妄想が甚大な恐怖政治を生むのだ、そしてそれは勿論生きることへの訴求力故であるというのが通常の人間の正常な反応であって怖いということは生きるための生体反応であることがここに結論付けられます
しかしながらかつてないその緩やかな恐怖と生の連関にまつわる法則が絶対的であったあの時代とはことごとく現代のキッズの性急感とにそぐわないというかたしかにあの『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』の白黒の時代とは体格も身体能力も無修正なおちんちんの氾濫も遙かに比較にならないほどに人類の二足歩行の安定度とスピード感の聖典記録は幾度も塗り替えられそして可及的速度で進捗しているわけであるからしてあの程度のノロイのスピードではいっこうに人間が捕獲されないままの季節が移り変わりゆくだけであるのでそーえばダニーボイルの『28日後・・・』もゾンビ光速でしたけれどああいったバイオハザード的なゲームからの逆輸入版ゾンビ観の浸透そのものが今の時代の潮流としてあるわけであるのでもはや疾走するゾンビは大前提だとかいう間違った定着の兆しを見せているのででもかつてバタリアンも全力疾走はしたけどあれはかろうじてゾンビではないという境界線上なのであるからしてここは例外的事例ということで穏便に処理させていただきますがこれはもうねロメロ様としては銃を持って人を射撃するゾンビが登場しないことにはどうしようもないのでそんな許してあげて!
と日頃から思っていたのではっきりいってどんなにくそつまらないおちんちんであったとしても無条件に100点満点を献上するお気持ちまんまんまんで臨みましたが果たして
おいおいおいなんか普通におもしろいんですけどこれは一体どういうことでしょうかぼくのロメロ様の名誉と殉死する計画は杞憂にすぎませんでしたのですがああ『ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド』の黒人主人公の精神系譜として捉えていいだろう知恵遅れなゾンビを率いるすこし知恵遅れな黒人ゾンバイオが主役との認識で正しいでしょうか
というかあきらかに1作目のときの60年代の黒人公民権運動を象徴していたときとくらべてももはや当時の生者代表者である黒人=大衆は現代においては既にゾンビ化してしまったということでしょうか
いやもしかしたら道具をつかい火をつかうことを学習していく人類の進化形態をぼくらは目撃しているのだろうか重火器を、手に、取り、生きる者を、動く者を、撃つ!撃つ!
いや実際には意図的に撃つことは避けられていますがこの意識的に射撃訓練を施され統率された兵隊ゾンビの誕生とそれと共に勃発する人類の擁する軍隊連合とのさいごは地球滅亡まで繰り広げられるであろうたたかいへのセレナーデは次回への持ち越しということでいいでしょうか
というかここで気づくのが当初の設定のゾンビとは人間の境界線が曖昧になってきつつあるというおそろしい事実ですよね『ゾンビ』のゾンビはあきらかにあくまで物的扱いであった即物的なゾンビ像(消費社会をあらわしているので当然ですが)であったのが今回のゾンビには文明の萌芽と連帯と圧倒的な弱者であるという反故感が観客の共鳴を召還するに充分なポテンシャルでもって描かれているし過分にロメロ様の視線がゾンビ目線にシフトしている気がするのですが確かにもはや人間界においては下層部の人間と上層部の人間とにあきらかな分離原則が働いており上層部の人間のみが人間らしい生き方を謳歌できる余剰能力を持ち合わせ下層部の人間にはその上層部の人間の人間らしい生活を支えるための仕事しか残されていないという豊かさから疎外された世界
そして下層部の人間とゾンビとはおなじ地平線上のフィールドで(まだ一方的に人間がゾンビをころす関係性ではあるがゾンビ狩りが下層部の人間にとっては生業であるために)共存しあっているのでありぼくらの視線はこの物語においてはゾンビ狩り兵士とゾンビという2つを等しく媒介として獲得するのでありその共闘関係において目指すのは金持ちというなんてわかりやすい図式!高さで表現するわかりやすさはあれだがしかし現実的な問題としてはとうぜんのように弱者同士が鬩ぎ合い殺しあっているというお互いが足枷となっていて足並みを揃えることが出来ないという現状をあらわしておりますよね共食いしてるうちは権力者にとっては些かも脅威ではないのです
ということでこれ書き出したら際限ないのでもういいや
100点

『ソドムの市』 (1975) ピエル=パオロ・パゾリーニ

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冒頭からその後の阿鼻叫喚を予見させるヌルいサウンドで僕の心は勝手に盛り上がりますあらあら整列させた美声年軍団のラインナップはさすがお目が高いおまえの花を散らす!お前が!泣くまで!殴るのを!止めない!
ということでどれもこれも美男子勢ぞろいなのはこれあからさまに公私混同見え隠れなのですがそれに比べておまえこんなにがんばった挙げ句にこの縮れげぽちょむきんですか?といった明らかに見劣りする女性軍にやる気なくす俺様
でも、男子は男子で前をはだけろ、の命令におもむろに股間までさらけ出してしまわれた大胆さには命令した方も、なにもそこまで…!!といった思わぬ伏兵の登場といったかんじで圧倒であります。あら、おいしそうな乳首だこと!くりぬいて私の乳首と交換しようかしら。それとも合体して重ねづけの迫力で勝負を挑もうかしら。あらまあ。みたいな
というか久々みたけどなんてきたない!いつになくきたない!いつの時代もきたいなってかんじでうんこ食ったりうんこ食わされたりととてもとても汚い生活が広がります。ということでこれはなんていう政治な空間の映画なのでしょうか4人の権力者によって集められた極めて匿名度のたかい16人の少年少女がかわるがわるさまざまな鬼畜行為によっていたぶられて悶絶する大会が延々とくりひろげられますがこの匿名性こそが大衆を意味するのであり男色の示す後背位の位相のその犯されるものが犯すものに屈服させられる図には権力者に大衆が服従する意思が効果的に読み取れますああこの子達は最期におまえたちの犯した罪を思い知るがいいといわれ目玉をくりぬかれたり頭皮をズル剥け脳味噌ぱっくり丸見えにされたりしますがサロという支配と従属システムに声をあげるまでもなく一切の抵抗もなく従順に参加したことそれ自体がもう既に罪でありファシズムに加担していたともいえるのであり犠牲者に罪のない犠牲者はいないという批評でしょうかたしかに幽閉前に逃亡した少年は銃殺されたとはいえそれは英雄的な死に様として死体は清らかに散らかりましたああまったくこんなうんこを自分で生産しそれを自分で消費するこの不毛な再生産の輪姦はこれはいったいなんてぼくらの時代なのでしょうか点数とかそういうのいうなよ

『ライフ・オブ・デビッド・ゲイル』 (2003) アラン・パーカー

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デビッドゲイル天才の設定のわりには死刑反対だなんて発想が貧弱というか基本的に行動がいちいち天才には見えないんですけれどももっと圧倒的な頭脳の片鱗と鬼のように冷徹な天才的思考回路をわれわれ人類に見せつけて欲しかったよねだいたいにして刑罰の機能を考えた結果現代において遺族の満足度を達成するには極刑以外に有効な手段が発明できないということなんて遥か昔から既にわかりきっているはずなのによりによって廃止運動なんて暇つぶしでしょあれ。死刑制度それ自体について完璧であるはずもないことは当たり前のことで今それでも積極的に廃止したところでそれに代わる有効な代替的なものが無いと知ってしまっている人類にとっては不毛な議論でまじに単に己の頭の良さをひけらかすこと自体を目的としてるとしかいいようのない糞な運動で無駄です。だってそんな構造的な矛盾はわかりきったことで盲点でもなんでもないことだけど殺された人間というよりも残された人間にとっては完全利己的な心情的な動機であろうが殺した人間はぶっころしてさしあげたい只それだけです。それ以外に効果的な罪の鎮火と癒しを達成する手段が有り得ない以上税金で無駄に拘束した犯罪者の生を保障し続けるよりも逮捕から抹殺までのスピードの加速化でもって死刑の効率化犯罪者自らの死によって罪の代替を支払うのが当然で人が人を殺すという大いなる矛盾の問題を孕みながらもしかし人を殺した以上じぶんも人により殺されなければならないという覚悟によってそれでも尚人を殺せるという勇気ある人間だけが立派な犯罪者になってほしいのです。報復行為によってしか残された遺族の心の浄化作用が果たせない限り死刑制度ほどユーティリティに優れたわかりやすい仕返しは他にないしそれが例えば心情的にも解決可能な他の罰則方法を探る運動ならいざしらず無駄に廃止のみを訴える無責任な運動の戯言よりも優先されるべき理由でもあるわけです。だいたいにして人殺しするくらいの人間って反省とか改心とかするわけないから全員死刑すべきですというか万引きでも死刑とかそんくらい過剰なくらいのほうがスリルどころじゃないからいいと思います。というかデビッドゲイルのあれってでも冤罪というかふつうに自殺幇助だとおもうんですけどちがうの81点

実録発情白状日記 ~きみの火葬は一人称~

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そういえば僕このまえ銀杏ボーイズのコンサートに行ったって
もう言ったっけ
いや言ってないよね
行ってないもの
あれちがう
まだ言ってなかったよねって
言ってみるわけなんですけど
そう行ったって言ってみるよね
うん言った
うんすごい行った
いやまだ言ってないし言ったって行ったよねってそう言ってるし今まさに言ってるし生きてるし死んでるし
ってそう言ってるしむしろ言い切らせて頂きたいとそう申し上げてくださいとの低姿勢な俺もまたいるわけなのね
だから言いたくて会いたくて切なくて
というか僕のあのときの時代を克明に刻印した証でもあるところの筋肉痛という名のセレナーデがそろそろ消滅する気配なかんじなのです
ぼくは筋肉が多いので筋肉がいたいのは致し方ない現象であるのは当然としてもその痛みが和らぐと同時進行に不思議なことに記憶も消失してゆく病との対決という意味合いも含まれているわけなのですからこれはいかん、遺憾の意でありますし僕の貴重な外出記録を記すことによって俺の末期的な引きこもり男子的イメージを払拭してモテを追求してある種の人生のモテ期突入を高らかにここに宣言しなければいかんざきなので、というかあれだよね。
うん、きみの言いたいことはわかるよ。
ええ手に取るようにわかりますとも!
でもここはそれは君の胸にそっと閉まっておいて欲しい
これは僕と君だけの秘密の宝箱ということでお願いします
ということでそっと1000円札を黙って君の手に握らせたいほど僕の顔は最高潮に赤面しております
というくらいに今イカンザキも時期的にギリというか実質アウトですのに飛び込み使用しなければいけないほど今の僕は切迫しているのですという鬼気迫るアピールととらえてもらってけっこうなのでありますけれどもつまりは僕は9月10日の思い出を追従する作業をしなければもはや行ったことすらも忘れてしまう症候群予備軍として名を馳せるわけにはいかんざきなのであります
ということでもうこれ早く本題に進まないと忘れてしまうのでいい加減にしてください
はい
というわけで行ってきたの
ええ
そうなの。これが言いたかったの。この前の銀杏ボーイズ世界ツアーファイナル公演に俺様が行って参りましたのですからここにその報告をさせて頂きたいとの魂胆であるわけなのです
ええ
もうね、
元はといえば6月公演にぼくは行く予定だったのですのにそれが峯田メンバー
骨折すること2回
逮捕されること1回
延期されること3ヶ月
そのあいだにぼくもやっと
ひとりでおつかいにいけるようにまでになりました
もうおつかい途中でゲームセンターに5時間も立ち寄った挙げ句にお買い物袋を忘れてくるような、そんな可哀相な子にはならないほどの驚異的な成長を見せつける思春期の俺様なのです
嗚呼おかあさん、いままで育ててくれてありがとう
ぼく、しあわせになります
というそんなかんじのぼくの夏休みの成長奮闘記録を全国のお茶の間のみなさまに温かく見守られつつ迎えた9月
いつのまにか何故か仙台公演がツアー最終日となっているというミラクル幸運に期待と股間は膨らむばかりなのでありますしそらもう僕の学ランの裏地(シルク生地にセーラームーンのド迫力な刺繍が全面に施された新時代の不良の登場を予見させるに十分なインパクツ)に必ずや仙台の女子高生の丸文字サインを頂くまではぼくはこの地に帰りませんよ!と固く決意してぼくはお友達と3人で仙台に向かったのです。ええ
もちろん仙台っ子のぽぎーが山形在住のぼくのおうちまでお迎えにあがるいつもの儀式はあたりまえです
というかでも実はZEPP仙台って収容人数1700人くらいなのに僕の番号は1400番台なのですごいやる気なかったといえば本当になります
でも僕の前の番号の女子3人組が自然とぼくらのボルテージをヒートアップさせたのは言うまでもないであろうこともここに付け加えなければライブレポとしての真実に近づけないだろうとも思うのです実際
だってぼくら男子チーム3人とあの子達女子チーム3人で人数ちょうど合致するしもうね一体どういう組み合わせでカップリングが生まれたらお互いがフィーリングッドなバイブレーションをかもし出す出会いかねえとか妄想を繰り広げる遊びでおよそ本人たちの気づかないところであらゆる陵辱をくりひろげるさなか
5時に開場。おいおいおい俺の入場の出番はいつですかよというかんじでほぼ最後尾のぼくらに小雨の仕打ちじゃないですかそ、そんな・・・そんなもう、始まる前からぼく、濡れ濡れなっちゃいますよ!と、なかでも被害の大きい股間部分の水漏れを係員にアピールをし続けるもあいつら一貫した無表情でぼくらをお出迎えでありますよ
なんて非情
ということでしっかり順番を守って入場完了であります
つうか1400番ってそれ入場整理の番号なだけでなんかふつうに前いけるじゃんと柵をくぐって前に突き進んだらなんかいいかんじの中盤ポジションですよ、とそんなかんじで開演までの時間もう立って待ってるのつらいよ!とかいってもう早くも入場後10分で地べたに座り込むまるで根気のない僕たち!そしたらなんか周囲でそれを真似て座り込む人続出!あ?あれ?おれブームつくってる?すこしばかりムーブメント起こしちゃってる?とか思ってひとり悦にはいっているそんな最中
6時。ギターのチン中村がひとりで登場
そして「広瀬川であの娘に告白~撃沈編~」の壮絶なひとり芝居。それを見て
なにかを予感したのか
ひとり最高潮のぽぎー
俺を置いてひとり最前線につっこんでいくぽぎー
ああ待って・・・!!
待ってよう
そ、それは・・
それは・・・・・!!
音楽が鳴り
登場したのは前座のメガマサヒデ
ひとり呆然と立ち尽くすぽぎー
ああかわいそう!熱心なメガマサヒデファンが多数陣取る最前線で合唱がおこるなか勿論メガマサヒデのことなど微塵も知らないぽぎーは後方のぼくらを振り返り、ハニかんだ笑顔
素敵だった
その顔ヘルプと申してた
その居たたまれない張りつめた空気に、必死に耐える孤独なぽぎーの様子見て
おれたち爆笑
30分間というのは、地球の時間に換算すれば一瞬なのかもしれないけど、そうね、きっと彼にはその30分は永遠とも感じられたであろうね!
というそんなかんじでビースティーとかのSEがかかるなか会場が暗転し大地讃頌がながれてやっと銀杏ボーイズが登場してきましたよあらあらもう既に上半身が露出しておりますですよ
でももうね前座がながすぎですよ
わたくし、もう既に立ってるのつかれましたですよ
と、静かな語り口でありながらも少し怒気を含んだ例えればフリーザ様風の独り言をつぶやく僕でありましたが
なんか一曲目の夜王子と月の姫で早くも前のほう目がけて唾吐きかけるしこれで僕もすこし我に返りまして2曲目の若者たちでうおおってなってなんかもうこの2曲目の段階で松葉杖をくるくる空中に放り投げてボーカル客席にダイブしてくるしジュース飛ぶしなんかうっひょーってなってしかもそのジュースってオレンジジュースだしうまいってなって気が利くねってなってでもベタベタするしおまえこのやろうってなってでもベタベタは汗がベトベトなのかもしれないしよくわかんないしなんかちんちん見せてコールなるしでもちんちん見せろって言われて見せるようなやつにはなりたくねえんだよとかって言われて逆にちんちん見せるなコールが沸き起こって困った空気になってチン君がなんかアンプによじのぼってニコニコしてるからぼくもニコニコなってきてリストカットしようが援助交際してようが人殺ししてようがどうでもいいですけどここにいる全員あいしてるとかっていう援助交際のときにものすごい会場が一体となった空気が伝染しというのも間奏のときにいなくなったとおもったらいつのまにか2階席に登場してそっから僕らのいる地帯に頭上から唾落としてくる攻撃してくるのでキャッてぼくが叫んでいるあいだにも2階席のひとたちが殺到してでも腰をクネクネして踊って楽しそうでいいねってなってものすごい会場全体をまんべんなく楽しませますよっていう心遣いに一階席のぼくたちは後ろを振り返った状態でしばし変則的な観賞を余儀なくされるという事態でそしてその曲終わったら峯田君が2階席からステージまで降りてくるまでの時間が微妙な空気なってなぜか場を持たせるための村井コール巻き起こってでも村井君がふつうに何もなくて本当になにもしないっていう究極のおもいもよらない返ししてあいつすげえってかんじになってでも銀河鉄道の夜でものすごい星空が開場を包み込んでうおおおってなってミラーボールも眩く回転していてこれは今日照明さんが一番がんばってるお仕事ですよねってなってそしてぼくが18歳の時に作った歌でぼくは今や公然ワイセツでつかまったりしたけどこれはいつもきれいなままだとかっていってyou&I vs ザワールドっていうスペースのme&you ヴァーサスザワールドとほぼ同名曲をしてでもそもそもなんで全裸になって捕まったかっていうその事の顛末はなんかあの会場でサザンとかを見に来てる4万五千人のお客さんが全員敵に見えたからなんか脱いだとかって言ってそして偉い人から時間押してるからあと1曲で終われと命令されてサンボマスターですでに10分押してるのに俺たちは何で5分押しで曲カットなんだよって頭来たから2曲やってそしてもう一回脱いでとかっていうしかも最終的にはアンプの電源まで落とされとかっていう悲しいお話でしたけどその落とされた電源のコードをもぎとってまた演奏をはじめたメンバーにおれは感動したんだよとかっていういい話でしてだから俺は謝らないし悪いことをしたとも思っていないしかといってでもいい事をしたとも思っていないとかいうなんてつくづくMC長くて休憩できるのでいいね!っていうそんなこんなでこの歌を捧げますということで日本発狂、犬人間立て続けの攻撃にベイビーベイビーでなんかおれやたらめったら興奮してうがあって前に進んで柵飛び越えていって5列目くらいまでいって駆け抜けて性春でほぼ燃え尽きてそのあとはなんかアイデン&ティティとか彼女と別れたときにつくった歌とかっていう東京が続き峯田君も涙を浮かべながらの終盤のしっとりモード突入なのでこれはこれはぼくの体力回復待ちですかなってなって油断していたらそしたらいつのまにか寺山修司の悲しくなったときはの詩を朗読してはじまった最後の曲の人間で壮絶になった俺は壮絶になったなんかマイク咥えて卒倒した姿みて最高だなってなってでもおれ正直ダイブするタイミング逃したことに気づきまして
ええ
みたいな
そしてアンコールはなんか客席に降りてきてみんなを座らせて会場のまんなかでなんとなく僕たちは大人になるんだを仙台名物牛タンに歌詞を変えて弾き語りそして会場みんなで大合唱
いやでも僕はずかしくてこの空気でうっとり合唱なんてできないよ!って思って隣みたらものすごいブッソイクな、ほんともう不細工どころかブッソイクっていうかんじのサイバー系女子高生風情の小太りが歯茎剥き出して泡吹きながらうっとり歌う図に直面してぼく震撼してこいつがなんかほんと心酔してありがとう!ありがとうとかってうっとり恋する乙女然として叫ぶのがなんかなんて予定調和なかんじのファン像を作り出してるんだってなって
というか透けてるし乳首
尖ってるし乳首
存在でてるし乳首
こいつ絶対音楽で救われたとかって言っちゃうタイプ!!
とおれは断言してしまうわけでした
とそんなかんじでライブは9時半頃に終了してしまいましたよっていう報告なんですけど今気づいたけどこれべつにあれだよね
ということで画像はさいごの弾き語りシーンの空中撮影なんですけどおれを発見できます

FENNESZ 『Endless Summer』 

ウィーン出身のクリスチャン・フェネズが2001年に叩き出したラップトップの革命とまで言われたほどの名盤。
細かい粒子のグリッチノイズで基本生成されるサマーなエンド感の組織が夕暮れ時を鮮血で染め上げていきます嗚呼僕の体をもみくちゃにしちゃえばいいじゃない
夏とはなにかを失って初めておパンツの中身を達観するのかもしれないけれども逆にいえば何も失わないままであったならそれは夏休みは終わらない宿題の地獄的と謂わざるを得まい
そんな半ズボンから突き出した睾丸を丸ごと受容できるほどまでに立派に生育していてわんぱくだったあの頃夏の日、君といた夏を思い出す!髪を掻き上げる仕草で蛇口に口が近づく横顔!目を瞑る!目を、瞑る!艶めかしい水滴を拭い取る手の甲にウルティマ亞煩きっとそれはおれに見られていることに気づいているのだろふなんて計算し尽された謀略が張り巡らされている彼女の怪奇な複雑迷宮譚!唇にいちど触れた水道水がかくじつにその蛇口に逆流とまではいかないまでもプレイバックしてるのを俺は見ている、嗚呼次の順番は俺でなくてはならない!俺がその逆流直後の幾分彼女の一部膵液の配合された水道水を口に含んで間接的な接触を試みなければいけないだろう嗚呼ああそんな切ない口腔の交換の鮮烈をぼくらは目撃することになりますきみの速い風景のなかの自転車の車輪に頭を突っ込んで首がものすごい縦回転したならば鋭利に恋の車輪でぼくを轢き殺してくれと自動車は二本線のタイヤ痕だが自転車は一本線なのでどうせなら真ん中から引きちぎってほしいのですぼくのこころが一つなように!
Endless Summer Endless Summer
Fennesz (2001/07/03)
Mego Austria
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