死球マントラ

全員しぬまで人形かぞえる

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『アイ,ロボット』 (2004) アレックス・プロヤス

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ロボットとは人間が目標なんだよね。より人間に近い精度を目標とし、そしてロボットが機械である以上ロボットが人間を凌駕するのはその皮膚の絶対的な硬度と数学的な処理速度あるいは攻撃力であるでしょう。つまりその分野ではもはや人間以上の能力を複製するのは容易だとしてなにが難解かはいうまでもなくそれは人間らしくあるかということでしょう。でもえてして人間らしくあるという行為の意味するところはいかほども合理的なものからはずれたところのつまり男らしさという事であるわけでロボットに仁義が理解できるかというとわかるわけがねえという事ででもそれがわかったところでなんの利益にもならない無駄な動きだとは重々承知しながらもその人間らしさというものを人間はお互いが信じあうことで助け合い運動的な安全と信頼が生まれたりそんな正義の根幹を無意識ながらも成しているのが人間ってすばらしいよねという感動へと直結してもいるわけでそういったお情け的な感情を非合理ゆえに切り捨てると初期のウォーズマンです。ウォーズマンはでも感情としては戦闘に不利益を醸す感情である不敵な“笑い”=“怒り”を設定されていた時点でその後の人間らしさを誕生させてしまったとは皮肉なことです。冷酷な無慈悲な戦闘マシンを作るうえでたとえそれが残虐度を増すためであっとはいえ感情を導入してしまった時点で設計ミスは否めないわけなのですがそれはキン肉マンにとってはよかったことですと今なら言えることです。ということでもしロボットが人間並みの精密さを誇って接近しもしくは人間以上に人間らしさを会得してしまったその時人間はロボットによって取って代わる存在として重宝されるでしょう。そして人間らしさとはなんだっていうとそれは限りなく白人だっていうことです。あの顔面蒼白のロボットのフェイスは純粋な白人による白人のための帝国再建を目指す礎となるべき白人のパワーアップした姿を模して作られた恐るべき作戦であるのです。そんな純正白人未来型ロボに対抗するのが黒人というのもなにやら勢力地図です。やっぱアレックス・プロヤスは舐めちゃいけない感動作なのであります100点
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