死球マントラ

全員しぬまで人形かぞえる

logs

『父親たちの星条旗』 (2006) クリント・イーストウッド

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べつにアメリカン目線とかいわれても僕日本人だから正直テンションあがらないんだけど
なのでこれといった盛り上がりにかけているので僕わりと中身わすれているんですけどなにより死体再現力はとてもこれぞハリウッドのドリームワークといった感じで好感度があがったように思いますけどでも鬼畜米兵にこれはひどいとまで言わせた肝心のイギーの拷問惨殺死体が露骨に画面ドーンと大迫力で網膜にさしせまってくるハイライトが訪れないという極めて不親切な演出に正直つぎの硫黄島からの手紙できっとその残酷処刑風景が延々と地獄のように繰り広げられてぼくらの心を震わせて感動!とかっていう二部構成のすばらしいシステムを通したある種の期待感の持ち越し制度がきっとそこにはあるとかいう当時の夢と希望にあふれた少年のワクワクはもうすでに今や硫黄島を見てしまった俺からすればふつうに裏切られていることを知っているので実際どうしようもない
なのではっきりいって一番の見所は死体描写力の際限のないリアリズモになるわけですけれど生首が吹き飛んできて地面にドスンという非常にダイレクトでかつコミカルホラー描写は近年稀に見る潔さというかんじでよかったとおもいます。さらに腹からドバドバ内臓飛び出してくるのもとても清潔で誠実なイメージどおりの爽やかな風が風穴を吹き抜ける青年の角刈りでした。んできっとたぶんもはや死体って映画界の巨大資本をもってすればド迫力に完全再現できるほどの実力を併せ持っているんだろうけど諸事情によりあまりにリアルに再現してしまうことへの躊躇というものが暗黙のうちに存在し、それは市場原理に意識的であらずとも死体を完全再現してみせてみることの弊害を慮ればおのずと自制心が働かざるをえないのは止むを得ないわけで、それはいくらスラッシュホラームービーとて作り物感としてのある一定程度の本物との距離感に意識的である必要性がありつまりは『影響があるとは断定は出来ないまでもかといって影響がないともいいきれないことの疚しさ』のようなそんな世相への周辺防御事情というのは当然付きまとうとおもうんですけどそこの境界を溶解し正当に戦場の惨状を伝達するためにもこれほどまでにも死体を本気で再現する必要性があったという目的のために合法的に死体を創作することにがんばれる環境が一時的にしろ生まれることの爆発力の意義というのはことのほか大きな意味を持つので更に上記の理由でもって年齢制限なく死体が飛び交う映像をみれるのはいいことだとおもいました戦争ってこわいね!100点
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