死球マントラ

全員しぬまで人形かぞえる

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『13日の金曜日』 (1980) ショーン・S・カニンガム

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これはね窓がこわいよ。窓なんてそのへんにいっぱいあるから見られてるしこわいよ。外から見られてるのわかるからこわいよ。視線に囲まれているかのように多数の窓が画面にうつりこむ不自然な構図だし不安感が炸裂してやまないよ。じぶんが明るいところにいると暗闇のなかに潜伏取材してる人の存在なんてこっちかからは見れないなんてそれは比喩ではなくて物理的な事実だ。だから常にこの明かりを求めて、もしくは煌々と自分を照らしだし現在位置を知らしめるキャンプ場の登場人物のえっちな妖精たちというか子猫ちゃんたちは惨殺の標的として最適の環境をみずから作り出していると言わざるを得ない。そしてなによりこわいのは第三の目がつねに暗闇のなかにあり執拗に標的を捉えるその姿とぼくらの目が一体化してしまってること。もはや死ぬね、こいつ!まじで。といった何気ない観客の感想は殺人鬼の殺害予告と一致する。それでいて外人の短パン姿もじつに好ましいカントリーを奏でていてそんな陽気さに反逆するかのようなデッドヒートがその後おこるなんて小学生でも知ってることだ。でもその殺人鬼目線のいやらしいところは常に情事な場面を覗き見してしまうヤングな無防備の健康的エロスへの嫉妬とでも表現できよう。でも不満なのはあの高度な弓使いがそのスキルでもって反撃どころか逆に射的で串刺しといった場面で完結してしまっているところであって終盤殺人鬼があの女の子と拮抗したキャットファイトを繰り広げることから推察される戦闘力からするとあれほどアホ外人たちが一方的に惨殺されるのはけっこう謎。というか窓から死体を放り投げてくるパワーがどっから出てくるのか謎。というかけっこう最初スポットライト浴びまくってた料理番のギャルが主人公とみせかけて一発目で殺されたの笑った。
そして何よりジェイソンのホッケーマスクなんて一個もでてこないなんて信じられるかい。たしか2は袋かぶってたから実質のビジュアル確立は3?くらい?ぼくらのジェイソン像はまだ登場しないよ。ということは別にこれ、そんな偉くないじゃん91点
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