死球マントラ

全員しぬまで人形かぞえる

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『ストーリーテリング』 (2001) トッド・ソロンズ

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みだらな行為がはげしく実行されているわけだけれど人類みな兄弟という偽善的でフィクショナルな心情を理想としてCPと黒人という二大差別界の巨匠をまえに頑なに平等な態度を取り繕うという姿勢そのものが実はじぶんとは違う個体との差別に意識的であることに他ならなくて過剰な反応を見せている時点で充分に差別的だ。
だから虐げられてきた者に過度に反応を見せるその装飾された表面的な優しさこそがよりその存在を虐げられるべき者だとの認識に深めていかざるを得ない。そしてその差別してはいけないと思い込もうとする心と努力こそが本音と乖離してる欺瞞に他ならないわけですからそのすべてはフィクションだと結論付けられる。差別に努力はいらない。努力するくらいなら思いきし見くだしてやるよ。
と、申しております。いや申してないけど。
ということでかたや有名司会者を夢見る無気力大陸の少年は実際どうしようもないけどそのどうしようもない絶望的なひたむきな無気力が心底やるきない運動に忠実な言わば偽ざるノンフィクション。これこそが本音と行動が一体化した忠実な素直な子だ。だからある種無駄に真実の凄みを帯びてるほどにどうしようもない。その表出する無気力が爆発的な感情を押し殺したフィクショナルな無感情に過ぎないのであったとすれば救いもあるのだが残念なお知らせなことに真剣に無気力全開なボーイなのでだめでしたの巻のノンフィクション。あほすぎる。嘲笑の中で虚ろな目は更に加速度的に死んでいく様があまりに俺の共感を誘ったよ。その全身どうしようもない空気がたのしかったんだ100点
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